本ページは、AWS に関する個人の勉強および勉強会で使用することを目的に、AWS ドキュメントなどを参照し作成しておりますが、記載の誤り等が含まれる場合がございます。

最新の情報については、AWS 公式ドキュメントをご参照ください。

• FSx とは
• 1. FSxファミリーの概要
• 2. 主要機能と特徴
  • 2.1 FSx for Windows File Server
  • 2.2 FSx for Lustre
  • 2.3 FSx for NetApp ONTAP
  • 2.4 FSx for OpenZFS
• 3. 実装のベストプラクティス
  • 3.1 セキュリティ
  • 3.2 パフォーマンス最適化
  • 3.3 コスト最適化
• 4. 一般的なユースケース
  • 4.1 エンタープライズアプリケーション
  • 4.2 HPC/分析ワークロード
  • 4.3 バックアップと災害対策
  • 4.4 S3 vs EFS vs FSx vs EBS
• 5. モニタリングとメンテナンス
  • 5.1 主要メトリクス
  • 5.2 メンテナンスタスク
• 📖 まとめ

Amazon FSxは、ファイルシステムを実行するためのフルマネージドサービスです。

FSx サービス概要

EFS ドキュメント

• Amazon FSx for Windows File Server
  • 【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon FSx for Windows Server&Lustre(YouTube)(0:24:22)
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  • Amazon FSx for Windows File Server よくある質問
  • Amazon FSx for Windows File Server の料金
• FSx for Lustre
  • 【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon FSx for Windows Server&Lustre(YouTube)(0:24:22)
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  • Amazon FSx for Lustre よくある質問
  • Amazon FSx for Lustre の料金
• FSx for NetApp ONTAP
  • 【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon FSx for NetApp ONTAP(YouTube)(1:08:33)
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  • Amazon FSx for NetApp ONTAP よくある質問
  • Amazon FSx for NetApp ONTAP の料金
• FSx for OpenZFS
  • 【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon FSx for OpenZFS(YouTube)(1:01:50)
    • 
  • Amazon FSx for OpenZFS よくある質問
  • Amazon FSx for OpenZFS の料金

Amazon FSxは以下の4つのファイルシステムをサポートしています：

• FSx for Windows File Server：Active Directory統合されたWindowsファイル共有
• FSx for Lustre：高性能コンピューティング(HPC)向けの並列ファイルシステム
• FSx for NetApp ONTAP：NetApp ONTAPの機能をフルマネージドで提供
• FSx for OpenZFS：ZFSベースの高性能ファイルシステム

2.1 FSx for Windows File Server

• Windows互換のSMBプロトコルサポート
• Active Directory統合によるきめ細かなアクセス制御
• DFSネームスペースとDFSレプリケーションのサポート
• シャドウコピー（VSS）によるバックアップ
• データ重複除外とファイル圧縮機能
• 最大64 TiB

2.2 FSx for Lustre

• 最大数百GBpsのスループットと数百万IOPSを実現
• S3との透過的な統合→参考：Amazon FSx for Lustre – Amazon S3 統合の強化
• 自動バックアップと高可用性オプション
• スクラッチまたは永続ファイルシステムの選択が可能
• Lustreはスパコン「富岳」でも使われている高性能な並列ファイルシステム

2.3 FSx for NetApp ONTAP

• NetApp ONTAP（オンタップ）は、NetAppのストレージOSです。FAS（Fabric Attached Storage）、AFF（All-Flash FAS）に搭載され、最⼩限の処理や負荷によって最⼤限の拡張性と管理性を提供
• NFSv3、NFSv4.1、SMB v3.0、iSCSIプロトコルをサポート
• NetAppのSnapshotやFlexClone機能
• マルチプロトコルアクセス
• 容量プール型ストレージによるコスト最適化
• 最大512 TiB

2.4 FSx for OpenZFS

• サン・マイクロシステムズによって開発されたファイルシステム・ZFSのオープンソース実装「OpenZFS」
• NFSv3、NFSv4.0、NFSv4.1プロトコルサポート
• スナップショットとクローン機能
• 圧縮による容量効率化
• 低レイテンシーと高いIOPS
• 最大512 TiB

3.1 セキュリティ

• VPC内での展開を推奨
• セキュリティグループによるアクセス制御の実装
• 暗号化の有効化（保存時および転送時）
• 最小権限の原則に基づくIAMポリシーの設定

3.2 パフォーマンス最適化

• ワークロードに適したストレージ容量とスループット容量の選択
• 適切なバックアップウィンドウの設定
• マルチAZ展開による可用性の確保
• モニタリングとアラートの設定

3.3 コスト最適化

• 自動バックアップの保持期間の適切な設定
• 使用率に基づいたストレージ容量の調整
• スループット容量の定期的な見直し
• 未使用のスナップショットの定期的なクリーンアップ

4.1 エンタープライズアプリケーション

• Windows共有ファイルサーバーの移行
• ホームディレクトリの提供
• アプリケーションデータの共有ストレージ

4.2 HPC/分析ワークロード

• 機械学習トレーニングデータの格納
• ゲノム解析
• 金融モデリング
• メディアレンダリング

4.3 バックアップと災害対策

• クロスリージョンバックアップ
• データレプリケーション
• ポイントインタイムリカバリ

4.4 S3 vs EFS vs FSx vs EBS

• オブジェクトストレージ： S3
• ブロックストレージ：EBS
• ファイルストレージ：EFS, FSx
• S3: データ分析、大量データ、データレイク
• EFS:複数のEC2インスタンス（Linux）でファイル共有
• FSx:WindowsServerでのファイル共有、分析ワークロードでのファイル共有など
• EBS: EC2やRDSなど高速読み書きが必要なケース

5.1 主要メトリクス

• ストレージ容量使用率
• IOPSとスループット
• レイテンシー
• クライアント接続数

5.2 メンテナンスタスク

• 定期的なバックアップの検証
• パフォーマンスメトリクスの確認
• セキュリティグループルールの見直し
• パッチ適用状況の確認

• Amazon FSxは、エンタープライズグレードのファイルシステムをマネージドサービスとして提供し、様々なワークロードに対応できる柔軟性を備えています。
• 適切な設計と運用管理により、高可用性、高性能、そしてセキュアなファイルストレージソリューションを実現
• 各ワークロードの要件に応じて適切なFSxファイルシステムを選択し、ベストプラクティスに従った実装を行うことで、効率的なファイルストレージ環境を構築することができます。